自閉症をはじめとする発達障害の子どもが物事を学習するのが難しいのはなぜでしょう。まず、環境から入ってくる様々な刺激への注意、人の動き、しゃべり声、窓からの景色に注意散漫になってしまうことがあります。また、大人のことばでの指示や説明が頭に入らない、刺激や情報が多すぎて混乱してしまう、重要でないところに注意が向いてしまう、目に見えない抽象的な概念を理解するのが難しいなどがあります。
一方で、自閉症の人も主体的に学ぶことを望んでいるのです。彼らに適切な環境を用意し、わかりやすい情報提示(見てわかる)をすれば、それを実現することができます。また自閉症者が新しいことを身に付けるためには、支援者の方が適切な指導や教授の仕方を身に付ける必要があります。そのコツを伝授します。
と き:令和5年2月23日(天皇誕生日) 9:00~12:30(接続8:50頃)
方 法:オンライン会議システム
講 師:今本 繁(臨床心理士、自閉症スペクトラム支援士EXPERT)
定 員:10名程度
参加費:9,000円(税込み)書籍「見える形でわかりやすく」・レジメ資料代を含む
主 催:合同会社ABC研究所
主な受講対象は、知的に遅れのある自閉症児・者の支援者で、放課後等デイサービス、児童発達支援、成人施設の職員、病院のリハビリ職員、特別支援学校・学級の教員、保護者の方です。