2026年1月25日(日)、熊本市東区のエンゼル保育園にて開催された「発達障がいの子どもに役立つ自立学習課題の作り方」セミナーは、実践的でありながら温かみのある学びの場となりました。受講者は、児童発達支援、幼稚園、放課後等デイサービス、知的障害者生活介護事業所の職員の方々です。
エンゼル保育園は、保育所・児童発達支援・高齢者デイケアが併設された複合施設で、日頃から子どもと高齢者の交流が行われています。今回は会場をお借りしただけでなく、教材作りに必要な材料や道具までご提供いただきました。心より感謝申し上げます。
講師は私が務めました。30年以上にわたり発達支援に携わってきた経験をもとに、TEACCHプログラムとABAの理論と実践を融合させた内容をお伝えしました。
午前の部:理論とアセスメントの理解
午前中は、自立課題の基本的な考え方と、教材作成に向けたアセスメント方法について、レジメに沿って丁寧に解説しました。
自立課題とは、TEACCHプログラムに基づき、ASDの子どもができるだけ人の手を借りずに、自分のペースで学習や作業を進められるよう工夫された教材のことです。視覚的な手がかりや興味を引く要素を組み込み、認知レベルに応じて視覚的構造化を行います。
参加者は複数のフォームを活用しながら、
スキル評価 → 教材選定 → 活動の見える化 → 結果の評価と再構造化
という一連の流れを学びました。
特に「洗濯ものスキルの評価」では、シャツやタオルを干す・たたむといった工程ごとに評価する方法を紹介し、個別支援計画への活かし方を具体的に示しました。